研修やコンサルに入ると社員とのかかわりももちろん多々出てくる
ずっと社内のことが気になってなんとかしたいと望んでいた社員と
新しいこと、変わらなければならいことに頑として抵抗する社員と
大きく分けてこの2つのパターンがあります
『多勢につく』という社員もいますが、その類の社員は置いといてー
抵抗する社員は反発したり、裏で協力しないよう他の社員に呼び掛けたりします
私は会社員時代というものを経ているので、社員の立場もわかりますが
会社の方針でこうなったということにその場ではブーブーと言っても
決まったらやる、と思っていたし、していました
しかし、世の中にはそうしない人間もいることが不思議
自分が経営している会社じゃないのに
明らかに悪いことを指示されているわけではないのに
会社員だったころから実は思っていたこと
『なら、辞めればいいのに』と
文句を言って、動かない、もしくは裏で邪魔をする
それは人材ではなく、人罪です
改革に対して、新事業に対して積極的な人間を育てていかないと企業の未来はないです
長く勤めているから、と反対派に気をつかっていたら
企業風土はチャレンジをしない、保守的なものになります
例えば、経営者がリーダーとして
全員で登山をしていて、天候が大きく変わってきてこの先は危ないと感じ
道を変えよう、といったら
今までこの道で何度も上り下りしたのだから、変える必要はないと反対派が言った
反対派に気を使ってそのままの道を行ったら全員が遭難するんです
目指す方向が違う場合は別離しかない
それは夫婦も同じで
違う方向をみて、一緒に進めるワケがないんです
この反対派にどう対応していくのかが、経営者の『決断』です
決断は日頃の整理力から…