5S

改革の成功は経営者次第(当たり前だけど)

タイトルで当たり前のことを書きましたが、この当たり前ができていない経営者が本当に多い

特に2代目、3代目の男性経営者

華やかな実績に目がいきますが、土台をおろそかにして外装・内装を派手にした建物と言う感じ

社内改革をする時に必ず反対勢力があります

某家具会社のように新しい経営者の手腕が間違っている場合がたまにありますが

多くは、抵抗勢力の幹部や社員が実行しなかったり、

コンサルを追い出そうとしたりします

それは、自身の「保身」であったり、「面倒くさい」と言う気持ちであったり

つまり、個人の感情優先で会社の利益は考えていません

なぜなら、今まで給料もらえてきたのだから、このままがいいーと

人間の脳的にはごく自然な反応

脳は新しいことを嫌がるから

ちなみに「何かをやめる」という行為も「新しいこと」になります

だから禁煙は続かない

経営者は、社内改革を行う際に問題意識を持った社員または幹部をリーダーとして

採用することと同時に反対派のトップも採用すること

そして、こまめに進捗状況をつめていくこと

「任せたよ」では、絶対会社は変わらない

任せるは経営者自身がラクをしたいだけ

また、書類や物をきれいに整理整頓しただけでは、変わらない

社員、幹部の意識替えこそが改革のキーであるということ

コリン・パウエル曰く「すべてが人である」

企業の整理と自宅の整理の違いはここ

思考を変えてもらわないとその時はきれいになるけれど時間が経過すれば元通り

5Sの「躾」が重要であり、企業の全てを物語る

改革するには、長期の継続、進捗の確認というように手間暇がかかります

どれだけ情熱をもって、根気よく向き合えるか

社員や幹部にはっきりとモノを言えない経営者は、先に経営者だけ指導したいのです

甲子園やワールドカップを観ればわかりますよね

指導者によってチームがどこまでいけるのか

指導者が迷走していると冬山登山であれば全体が大変なことになりますからね

5Sはあくまでもとっかかり

社員、幹部を全員同じベクトルに向けられるかのトレーニングだと思ってください

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